FZR250R(3LN3)回顧録3
FZR250R(3LN3)回顧録3
みなさんこんにちは。シンチャンズ1号です。
回顧録2のエンジンのインプレッションに引き続き。
車体、ハンドリングのインプレッションというか素人なりの感想を。
▲写真は昨年(2019年)撮影したものだ!
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ポジションはセパハン、バックステップ、薄目のシート、と当時のレーサーレプリカに準じた造り。
それでも、カリカリのツーストレプリカと比べれば一般市街地やツーリングも十分に考慮したポジション。(回顧録1でシンチャンズ2号のVガンマと比較写真でも少し書いてますが)
▲シンチャンズ白浜ツーリング2018にもFZR250Rで参加だ! 2号はホンダVTR250、3号はBMW 80RTだ!
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この時は日帰り400㌔弱。奈良の針テラス集合で下道で南紀白浜まで、復路は時間の関係で高速。
FZR250Rでも意外に辛くなはなかった。
厳しすぎないポジション、良くできたエンジン、後述する素直なハンドリングの所以か。
一緒に行った同じ250のVTRに比べたら異様にギアチェンジは多かったのは間違いないが(笑)
山道は楽しかった。
▲この写真も昨年(2019年)撮影したものだ!
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ブレーキはフロント4potをダブルで装着。(オーバースペックでしょ、どう考えても)
リアブレーキは2pot。(FZRのかなり前から使ってないか?の懐古的なキャリパー)
サスペンションはフロントはインナー径38mmのテレスコ、リアはリンク式のシングルショック。
(インナー径38mmって太い!( ゚Д゚))
(と思ってたらVTR250なんかは41mmなのね。(;゚Д゚))
(かつて乗ってたCB750FAなんてあの車重で35mmだ!(´;ω;`))
ハンドリングは一言でいえ素直。
一連をコーナーリングで説明すると。
侵入に向けては大げさなアクションは必要なし。軽くブレーキ当てて、目線を送る事で身体が動けばそれがキッカケになる。
良くできたエンジン特性、ややオーバースペックなブレーキ性能と併せてブレーキングしながらでも、終わらせてからでもドッチでもOK。
旋回はフロントからギュイン!とみたいなタイプではない。
良く動くサスペンションの姿勢変化などで曲がっている感じか。
バンク中も恐怖心などは無い(ということは安定しているという事)、ライン変更も可能。
立ち上がりはエンジン回転数さえ合っていればどこからでもどうぞ。
よく雑誌なんかで目にするヤマハらしいハンドリングってきっとこの事なんだと思った。
250ccという小さい車種でよくぞ再現したものだと感心する。
ちなみに。
ヤマハハンドリングを分かり易く具現化してるはTRX850だと昔から勝手に思ってる。
更に良いハンドリング(と見た目)を求めて後方排気TZR250のリアショックに交換してはみたが・・・メンテ3をご覧ください。
▲ヤマハ2台のショットだ!
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タイヤサイズはF100/80-17インチ、R130/70-17インチのバイアス。
ブリジストンBT45(最近は46になった?)やダンロップのGT601なんかのベーシックなタイヤが使える。
ハイグリップならTT900GPがある。
ラジアルハイグリップのα13とか14なんかはドンピシャサイズは無いが、少しハイトが変わる事を承知すれば履けるらしい。あまりお勧めしないけど。
個人的にはやっぱりBT45が一番お勧め。
▲ちょいツーリングだ! コーヒー沸かして飲んでタバコ吸って帰ってくるのだ!
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ヤマばっかり走っていたわけではなく、ちょい乗り、ツーリングにも使ってた。
▲売却前にオイル交換だ! やろうと思えばカウルも外さずに出来るのだ!
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写真の通り、2019年に思い切って処分した。
一回所有しなければ、と思ってたクォーターマルチに納得したのと。
発売からもうすぐ30年の250の4気筒車を維持する気力と予算が尽きたこと。
オークションに出して見に来てくれた人に譲った。
買ってくれたのはFZR1000の2型(3GM)に載ってる人で、多分大事に乗ってくれる。(この3GMも好きなバイクだったりする)
売り払ったバイクはどうなろうが基本興味もないけど。
このFZR250Rは珍しく出来れば大事にして欲しいと思ってたのでコチラも満足。
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250ccってなんとも微妙なクラス。
日本の車検制度のおかげか、特に80年代、90年代は異様に充実したクラス。
また、オンロード4stと2st、オフの4stと2st、アメリカン、トライアラーなど全ての車種がこのクラスにはあった。(スズキSW-1はじめどこにも属さない実験的なのも)
本稿のFZRをはじめ、明らかにオーバースペックなバイクもたくさん出た。
でも排気量がどうしても250という事で、パワー的には少し足りなかったりする。
(微妙と書いたのはそういう意味です)
そんな250クラスが最も熱かった時代のゴージャスなレプリカのお話でした。
ではでは。