GSX-R750J 回顧録1

GSX-R750J 回顧録1

みなさまこんにちは。
シンチャンズ1号です。

SUZUKI GSX-R750J

1980年代中盤から2020年現在も続くスズキの長寿ブランドGSX-R。
僕も88年式のJ型のオーナーになったおはなし。

まずはGSX-R750について簡単なまとめ。
1985年に「Born to the Circuit, Back to the Circuit」のコピーとともに登場。

アルミフレーム、油冷エンジン、衝撃の乾燥重量179kgは当時の同クラス750より約40kgも軽量。

このクラスのレーサーレプリカ化も他クラス同様、スズキから始まった。

■写真は初期型GSX-R750(1985)、ネットから拝借。カッコいいです。

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軽量すぎるゆえに耐久性はどうなのか、との意見に対し。
デビューと同時にル・マン24時間で優勝したから問題なし、
みたいな情報もありますが。

8耐なんかではフレームにクラックは入るので1100のフレームに換装…みたいな事があったと記憶してます。

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ただ、86年、87年と毎年進化して、
特に87年モデル(H型)はよくできたモデルと聞きます。

ホンダのバイク屋を営むお義兄さんも、このGSX-R750Hは手放せず、お店にずっと置いてます(2020年現在)。

そんなGSX-R750がホンダVFR750やRC30、ヤマハFZR750などの台頭もあり、88年に「偉大なるディティールの集合体である。」のコピーでフルモデルチェンジ。

それが僕が手に入れたGSX-R75OJ型。

■写真はGSX-R750J(1988)。 ネットから拝借。見ての通りフルモデルチェンジ。なかなかカッコいいです。

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従来のモデルとの共通点は油冷の750という事くらいでしょうか。
フレームもダブルクレードルを継承しつつも全くの新設計。

ヘッドパイプの位置が下がってホイールベースが大幅に短縮されていたと思う。

前後タイヤは17インチ化。
エンジンはショートストローク化。
理由は忘れたがなぜか2本出しマフラー。

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で、ここからが本題。

1992年秋にZXR750で大きな事故を起こし、長期入院。

退院後の1993年3月。とりあえずスーパーカブ90を購入し、両親をいったん安心させ…。

1993年6月に主力戦闘機、このGSX-R750Jを手に入れた。

といっても狙っていたわけではなく姉のバイク屋にたまたま入庫してきた中古車だった。

新車から5年落だが距離は浅かったと思う。

■写真はシンチャンズ2号と遊んで撮ったもの(だと思う)。93年の夏ごろか。

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最初の感想は。

とにかくこのバイク、ポジションがきつい。
ハンドルの低さもさることながら。
ステップが異様にハイ&バック。

「これで距離走るのはちょっと無理かも~」と思った。

もちろんややツアラー志向だった初期型のZXR750と比べて、だけど。

エンジンはショートストロークで低速ではトルクが薄かった。
その分、というか高回転ではよくは回った。

パワーは十分。
スピードリミッターもついてなかった。

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あとは見た目?スタイル?はまぁ好き。
やっぱりエンジンに(ダミーじゃない)フィンがあるのって良い。

またフレーム形状によりエンジンよく見えたし。

レーサーレプリカなのに、センターカウル、アンダーカウル外しても見れますね。

■写真は上と同じ時に撮ったもの。センターカウル以下は外してます。おかげで特大オイルクーラーがよく見える。

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ハンドリングについて。

なんと言ってもそのクイックさにビックリ。
似たような形をしているZXR750とは随分違った。

何やら最初は「まっすぐ走らない」くらいに思った。
(とにかく常に左右どちらかに曲がりたがっている感じ)

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キツいポジジョンと相まって『これは疲れるかも~』と思ってた。

ズバリその通りだった。

回顧録2に続きます。

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