ラビットS301 メンテナンス その1
皆さん、こんにちは。
シンチャンズ3号です。
あれは何年前のことだったか・・・
(3年くらい経ってるかなあ・・・)
現在、自分はラビットのS302という車種を所有してるんですが
それの部品取りにでも・・・
と思って購入したS301のお話です。
売ってもらった方の話では、
『動かした事ないので、簡単に動くようになるかどうかも分からない』
とのことでした。
つまりは大トラブルで放置されたものなのか?
はたまた、自然放置で動かなくなってしまったものなのか?
不明って事ですね。
引き取って帰ってきて、細部を見てると
『俺のS302より程度ええんちゃうの?・・・』
って感じの部分が随所にみられ、最終、部品取りにするのもいいけど
とりあえず乗ってみよう・・・
と思ってメンテナンスし始めたのが数年前・・・
下の写真のような状態までばらして放置しておりました(笑)
自分が当時、何を思ってここまでばらしたのかも記憶があやふやなんですが
とりあえず、やり始めなければ何も進まないし
何も思い出せない(笑)
のでやって行くことにします。
古いバイクは好きなのですが
そうなると、このように動かないものを入手する機会も増える訳でして
そんな場合、自分のスタンスとしては、『レストア』って感じではなく
『動くようになればいいや』って感じで整備してみて
乗ってみて、必要とあらばまた整備してみて・・・
てのを繰り返すのが定番のパターンです。
その過程で、ある程度乗って飽きて手放すことも多々あります(笑)
気に入ったものに関しては、完成度が増してくる。
って感じです。
あと、外観はあまり気にしないのできれいにしようとは思いません(笑)
さびててボロイほうがカッコイイとすら思っています。
でも、この301は最初から結構きれいです。
一度、塗装はやり直してあることは確実です。
まずはエンジンがかからないことにはやる気が起きないので
エンジンがかかるようにする作業からしていきます。
で、数年まえキャブレターを分解、清掃した(多分(笑))のを組むところから始めます。
このラビット、外観は塗りなおしており、とってもきれいなんですが
とにかく、燃料系がひどく、『タンクの中がさびている』
とかそういう次元ではなく
タンクを外したとき、『なんか、このタンク頼りない感じがするなあ・・・』
と思ってタンクを持つと、所々タンクがペコペコ凹んで
そこはもう鉄がさびて無くなっており、
再塗装で分厚くなった塗装被膜のみでタンクの形を辛うじて形成しており
手の中でタンクが崩壊していく
という素晴らしい状態でした(笑)
こんなのみたことない(笑)
仕方がないので、タンクは庭に捨てました(笑)
キャブレターも外観はよかった。
が、しかし中が・・・
これも、こんなの見たことなかったなあ(笑)
(写真は残ってない。すいません)
ラビットは2サイクルで混合燃料を使うので
それのガソリンが揮発したもんなんやろなあ、
タールと言ったらよいのか?水あめくらいの粘度のものが
キャブレターを開けると『ねば~』っと出てきて
みるとキャブレター内にみっちりと入っていた(笑)
どうしたもんか?と思いつつ
ガソリンに漬けて綿棒や楊枝でほじくってみたり
ムースタイプのキャブレタークリーナーを小さな容器に貯めて
一晩漬けこんで様子みてみたり
マジックリンに一晩漬けて様子みてみたり
『これでキレイになったんちゃうかな?』ってところで、
飽きて放置しておりました(笑)
いくつかのトレーにキャブレターの細かなパーツを保管しておいたつもりなんですが
全て、そろってるか、残っているのか、ちょっと心配(笑)
以前、ヤフオクだったと思うんやけど
キャブレターのガズケットとOリングの複製を入手しておきました。
古いスクーターなので当然富士重工業からパーツが出るはずもないんですが、
それなりに人気もスクーターなので
リプロパーツもちょくちょくあり、そんなあたりは助かります。
組み立て初めて⑤番のパーツがないことに気が付きました。
多分耐油ガスケットだろうな。と思うのですが汎用買ってきて作るのめんどくさいし
作業が中断してしまうので、何か代用できるものはないか?と考えて
普段乗ってるBMWのフロントフォークのドレンボルトのアルミのパッキンが小さくて合いそうな気がしたので
嵌めてみると、内径がわずかに小さい。
上の写真の⑤を指しているリーマーにハマっているのは実はその物で
リーマーとヤスリで広げた。
で、無事?こんな風にハマりました。
さしあたって、キャブレターは組めました。
続きはまた数年後(笑)
1号です。
佐兵衛治さんは、何とお呼びしたら良いのでしょう?
サベージさん、でよろいでしょうか?
まいど、おおきに。
3号です。
これからもよろしく。
毎度です。
初コメです。