ZXR750回顧録2【納車・インプレッション編】
ZXR750回顧録2【納車・インプレッション編】
みなさまこんにちは。
シンチャンズ1号です。
回顧録1からの続き。
1990年。
売れ残りをまとめ買いで手に入れた型落ZXR750。
最初期型で型式はH1。
カワサキ初のレーサーレプリカ。
水冷DOHC4バルブ4気筒の750。
発売時のキャッチコピーは。
「レーシング・スーパーウェポン」だそうです。
■写真は納車の次の日くらい、3号の家のガレージ前で。
退院後数日でさすがに新車購入は家族の手前マズいと思ったのか、しばらくは3号の家に預かってもらってた。
体もまだ痛かった記憶がある。
我らがZXR750はどちらもライムグリーン…正直1ミリたりともカッコよいとは思えなかった(今でも)。
カワサキのライムグリーンはぜ車種によってこれほどカッコよさに差が出るのか?
例えばローレプや空冷GPZ750や1100、
水冷でもGPZ400Rや900Rはライムグリーンがあれほどよく似合うのに…。
(本当に主観なので、好きでライムグリーンZXR750Hに乗ってた(る)人、ごめんなさい)
■純正タイヤはブリジストンのサイロックス?だったっけ。すべるタイヤ。右となりにはシレっとホンダFT400が!
カッコ良いから、などという理由でこの車種にした訳ではないので要は走りが重要。
で、最初に乗って感じた事は。
「固い…」
もちろん新車なので当たりがついていないのもあるにせよ、それにしても「固い」
それとレーサーレプリカに期待しすぎていたのかもしれないが「意外と重い」。
特筆すべきは安定性、安心感。
ブットいラジアルタイヤや剛性のある車体構成。
今まで乗ってきたバイクと随分違った。
エンジンは、国内仕様ゆえの詰まり感、みたいなものは確かにあった。輸出仕様はエキパイからして違ったらしい。(国内仕様は二重管で内径が細いとか)
それでも、慣らしが済まないうちにリミッターカットなどを装着。
何キロ出してもヨレたりしなかった。
(当時でもそれくらい普通だったんだろうけど(笑))
■シンチャンズ2号はこの時GSX1150EFを黒に塗ったヤツ。ノーマルマフラーだけど「ドゥッ!ドゥッ!」って結構うるさい。
「ナンバーはハンドル付近からリモートで上下動する逸品だ!そして、いづれはナンバープレートの数字を加工するという暴挙に出るが、それはまだ先の話だ!
また、「それでも人間かッ?」と問われることになるがソレも先のはなしだ!
・・・さて。ZXR750のハンドリング。
「意外と重い」もあってかビックリするほど曲がる訳でもなく。
もちろんKZ1300やCB750Fよりはよく曲がるし。
何より峠を走るために手に入れた訳でのないので不満も無し。
高速道路を走ることが増えた。
幹線道路を走るペースもあがった、かな。
そんなシーンにはとてもよく応えてくれた。
飛ばしたり、転んだり、めいっぱい走った。
歴代で一番過酷に使ったのがこのZXR750。
※ちなみに、3号のZXRは納車から3カ月を待たずに事故って全損廃車になってました!
コンクリートブロックに正面からアタックしてグチャグチャ。本人は骨折程度だったっけ。
僕のZXR750はどんな風に使われ、そして散ったかは回顧録3にて。
続きま~す。